真冬のキャンプは暖かく（2016.12.10）

 

先日、ツーリング仲間である前さんからのお誘いで、
BMWバイクのツーリング仲間のキャンプに参加して参りました。

「夕食は任せた！」と仰せつかったので、ヘタなものは出せません。
真冬のキャンプ場ですから当然暖かい料理を出すとしても・・・、

イヤ、暖かいではなくて熱々で行きましょう！
仕込みは月曜日から始めました。
牛スジ煮込んでアク取って、野菜を刻んで塩コショウ♪
あらかた下ごしらえを済ませて、キャンプ道具を車に詰め込んで出発です！

いざ、「青野原キャンプ場」に来てみると、犬や猫ばかりで人はほとんどいません。
どうやらこちらは閉鎖中のようで、お隣のキャンプ場らしいとのこと(;^_^A

隣のキャンプ場に突入すると、運よく早々に前さんに発見していただきました。

とりあえず荷を下ろし明るいうちに料理の準備を始め、
暗くなっても調理だけで済むようにしておきましょう！

 

今回活躍していただくのは野外用のピザオーブン。
今まで何度となくキャンプはしてきましたが、料理のレパートリーとしては煮たり焼いたりがありきたりで、オーブン料理が出せないもどかしさに我慢が出来ず、
とうとう先日ポチってしまいました。
そんな折にキャンプのお誘い、早速ピザ釜1号君に活躍していただきましょう。

まあここはお約束の「キャンプ場にピザ釜か？」というお言葉をいただきますが、
渋谷の街中でも手作りピザが\500の昨今、キャンプ場でも美味しいピザを焼いて、

あわよくば近くのキャンパーに売って稼ぎましょうか？(^-^)・・・・うそ。

 

ただし、夜はほぼ氷点下になってしまう道志界隈、ちゃんと対策は立ててきました。
通常のピザ生地は30℃で1時間の発酵時間が必要です。
使い捨てカイロを発泡スチロールの箱に入れ、その上にピザ生地を保管。
イイ具合に膨らんでまいりました。

 

火おこし、サラミの切断、いろいろと皆さんのお手を煩わせてしまいました(;^_^A
さあ、今夜は総勢8人分のオーダーです。

 

スティック山賊焼き＋ジャガイモのグラタン。

 

スティック山賊焼き（写真は3回目くらいの山賊焼き）。
山賊焼きは、長野県塩尻～松本付近の郷土料理で、タレに付け込んだ鶏肉を揚げた料理です。早く火が通るようにスティック状での提供です。
1皿コレで2人前くらいの量なので、結局コレを4回作りました。

途中でミネストローネスープ＋フリッジ（ショートパスタ）入り（写真ナシ）。

 

チキンの煮込み。
作り方は、飲み友達とよく行く代々木の「煮込みやなりた」の作り方を参考に、
玉ねぎをアメ色に炒め、フンドヴォーでマッシュルームと鶏肉を煮込んでいきます。
最後にウチのご近所から拝借したローズマリーを散らして、バターライスと一緒の提供です。
車の中に1500Ｗのインバーターがあるので100Ｖ電源や冷蔵庫も完備しており、
バターライスは車の中で炊飯器を使いました。

時間をずらしてもう1回このチキンを出しますよ～！(^-^)

 

肝心の食事は暖かいテントの中で、寒さに晒されることなく全員で楽しめました
(^-^)

 

極寒のキャンプ場で、赤々と燃えるピザ釜1号君。
早速君の出番です。
※イヤイヤ、さっきの鶏の煮込みはオーブン使ってますから(;^_^A

 

まずは、無難なところからオーソドックスな、喫茶店でも出て来るミックスピザ。
生地の中心部分までカリカリに焼けて、意外にもマイウーです。
※でも喫茶店は冷凍の出来合いですから・・・(;^_^A
昔喫茶店でアルバイトしていた頃には、よく冷凍のピザ・ピラフを作ってました。

 

自分でもどういう順番で作ったか覚えておりませんが、コレはネギピザ。
初台のドイツ料理店「ツヴァイヘルツェン」の先代がよく作ってくれたネギピザ。
飲んだ後でもサッパリと食べられます。
作り方は簡単、自家製ミートソースに棒ネギのスライス＋チーズのみ。

その後、ジェノバペースト＋ジャガイモのピザ、マーボー豆腐ピザ、牛筋ピザ等。
合計６～７枚焼きました(-_-;)
ちょっと疲れたかな？

 

夕方5時頃には始まった宴は、夜９時になっても続いています。

 

そして〆はヴァニラアイスとリンゴのフランベ。
流石にヴァニラアイスは今回は業務用を使いましたが、季節のリンゴをその場でスライスしてバターでソテー。
仕上げにグラニュー糖とブランデーを少々・・・ファイヤー！
（もちろんテントが燃えたら困りますから、外でやりましたよ）

イヤ～、テントの中でストーブって、暖かくていいですネ。
一家に1台薪ストーブ、冬に締め出されても大丈夫ですネ(^-^)／

夜11時近くなり、５～６時間も飲んだり食ったりしましたが、

そろそろ就寝時間です。
この後、翌日へと続きます。